日本ダービー2014 幻の三冠馬の血を受け継ぐ、最後の大物~競馬予想サイトの口コミや情報を分析しての検証中。

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日本ダービー2014 幻の三冠馬の血を受け継ぐ、最後の大物

2014-05-27


日本の競走に、あまりにも大きな影響を与えた大種牡馬『サンデーサイレンス

サンデーサイレンスが輸入され、その初年度産駒で誕生した馬が、フジキセキ

デビュー戦は、蛯名正義騎手が騎乗し、2着馬に8馬身もの大差をつけて圧勝。
しかも1200mの短距離戦だから、その強さは際立っていた。

2戦目はマイル戦を使われ、後のダービー馬となるタヤスツヨシに完勝。

無傷で挑んだG1、朝日杯3歳S(当時は歳の数え方が違ったため3歳Sだが、今で言う2歳G1を制覇。

そこで2着に負かしたスキーキャプテンは、その後アメリカのケンタッキーダービーに挑戦したほどの馬だから相当なもの。

そしてクラシック前哨戦の弥生賞も完勝し、「4戦4勝の無敗馬」として、クラシックへと挑むはずだったが、

屈腱炎を発症し、引退となってしまう


種牡馬となった当初はあまり成績は良くなかったものの、“フジキセキの癖”を生産者側が掴み始めると強い馬が誕生し始める。

ダート界で強烈だった「カネヒキリ」
短距離界で一時代を築いた「キンシャサノキセキ」や「ファイングレイン」

ヴィクトリアマイルでウオッカを倒した「エイジアンウインズ」

NHKマイルCを強烈なタイムで快勝した「ダノンシャンティ」

オルフェーヴル世代で当初は世代ナンバーワンと言われ、後に低迷していた武豊とともにマイルCSを制した「サダムパテック」


数々のG1馬を送り出してきたフジキセキだが、2011年以降は種付を行っておらず、実質今年のクラシック世代が最後の世代となる。

そして今年、皐月賞を制し日本ダービーに挑むのが、フジキセキ産駒最後の大物【イスラボニータ
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これまで6戦5勝の成績を誇る。
負けたのは、ハープスターの衝撃末脚に屈した昨夏の新潟2歳Sのみ。

日本ダービーと同じ東京競馬場では、
東スポ杯2歳Sと共同通信杯で圧巻の強さを見せつけた。

皐月賞も圧勝。

世代トップレベルであることは疑いようがない。

東京コースも問題ない。

死角があるとすれば、

それは、距離

フジキセキ産駒は1600m辺りがベストの傾向が強く、G1となると正直長い。

鞍上の蛯名騎手は、武豊騎手と同期。
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凱旋門賞では2着が2回という実績があり、
今年は天皇賞をフェノーメノで制覇。

過去には、アパパネで牝馬3冠も達成しており、実績実力は文句なし。

だが、まだ日本ダービーは勝っていない。

フェノーメノで挑んだ2年前のダービーは僅差の2着となり、
悔しさのあまり男泣きをしていた。

何がなんでも日本ダービーを勝ちたいという想いはとても強く。

デビュー戦から、ずっとイスラボニータに騎乗しており、人馬一体という意味でもダービー勝つには相応しいコンビだ。

乗り替わりではダービーを勝てない」とまで言われており、馬と騎手の信頼関係はとても強い。


死角はやっぱり距離以外には見当たらない。



毎週馬券に悪戦苦闘し、一口馬主として出資している愛馬の走りに一喜一憂している根っからの競馬好き。

当ブログでは馬券的中のヒントや愛馬観戦記を通じて
読者の皆様に競馬の楽しさを伝えて行こうと思います。

比較競馬管理人
桝井 千暁

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